会社案内やサービス紹介のパンフレット、展示会用のリーフレット——いざ制作を検討すると、「いくらかかるのか」がわからず、最初の一歩を踏み出せないことがあります。
このページでは、パンフレット・リーフレットの制作費用の相場を種類・発注先別に整理し、費用に影響する要因や発注時のポイントまで解説します。
パンフレット・リーフレットとは?制作費に関係する違い
まず用語を整理しておきます。
| 種類 | 仕様 | 主な用途 |
|---|---|---|
| リーフレット(1枚もの) | A4〜A3・二つ折り・三つ折り | 展示会配布、店頭設置、DM同封 |
| パンフレット(中綴じ・無線綴じ) | A4・8〜24ページ前後 | 会社案内、製品カタログ、採用案内 |
| 会社案内(冊子型) | A4・12〜20ページ | 営業ツール、BtoB商談、IR用途 |
ページ数・情報量・制作工数の違いが、そのまま費用の差になります。
よくある質問(Q&A)
Q. リーフレット(三つ折り・二つ折り)の制作費はいくらですか?
クラウドソーシングサービス(ランサーズ・クラウドワークス)に登録するフリーランスデザイナーの公開料金をもとにした目安は以下のとおりです(デザイン・DTP費のみ、テキスト原稿は支給前提)。
| 仕様 | フリーランスへの発注目安 |
|---|---|
| A4三つ折り(巻き三つ折り)両面 | 3万〜5万円 |
| A4二つ折り(4ページ)両面 | 4万〜6万円 |
制作会社に依頼する場合は、これに対して2〜3倍程度の費用になることが一般的です。
1枚ものでも、テキスト量が多い・図版やイラストが入る・複数言語対応などの条件で費用は上がります。
Q. パンフレット・会社案内(多ページ)の制作費はいくらですか?
パンフレット制作会社「100人のデザイナー」が2026年に公開した比較データによると、Googleで上位表示される制作会社11社のA4・8ページパンフレット(原稿作成含む)の料金は14万円〜68万円、平均は約48万円となっています。
この比較を参考にした発注先別の目安は以下のとおりです(撮影・印刷費除く)。
| 発注先 | 費用の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 大手・高価格帯の制作会社 | 60万〜100万円以上 | ディレクション・原稿・デザイン・DTP一式 |
| 中小・地域の制作会社 | 30万〜60万円 | ディレクション・原稿・デザイン・DTP一式 |
| フリーランスチーム | 15万〜30万円 | デザイン・DTP中心、原稿は応相談 |
| フリーランス1名(CS経由) | 8万〜20万円 | デザイン・DTPのみ、原稿支給が前提 |
※A4・8〜16ページの場合の目安。ページ数・条件によって大きく変わります。
Q. 制作費に含まれる工程は何ですか?
一般的なパンフレット制作費には、以下の工程が含まれます。
- ディレクション・構成設計(取材対応・台割・ページ構成の決定)
- コピーライティング(キャッチコピー・本文テキスト全ページ分)
- デザイン(表紙・本文レイアウト・図版作成)
- DTP・入稿データ制作(印刷用PDF・IDML等)
- 校正・修正対応(2〜3回が相場)
撮影費・印刷費・翻訳費は通常別途見積もりになります。
クラウドソーシングでフリーランスに依頼する場合、「テキスト原稿支給」「デザインのみ」が前提になっていることが多く、構成・ライティングは別途費用が発生します。
Q. なぜ発注先によって費用がこんなに違うのですか?
主な理由は分業体制と原稿作成の有無にあります。
制作会社はディレクター・コピーライター・デザイナー・DTPオペレーターが分業しており、それぞれの人件費がコストに反映されます。フリーランス1名の場合は1人がすべてを担うため安くなりますが、対応できる品質やスピードに限りがあります。
また、見積もり金額の差には「原稿作成が含まれているか否か」が大きく影響します。前出の比較データでも、原稿作成を含む場合と含まない場合では、同じ制作会社でも費用が大きく異なります。
Q. 費用が高くなる条件はありますか?
以下の条件が重なると制作費は上がります。
- 取材・ヒアリングの工数が多い(複数拠点・事業領域が広い)
- インフォグラフィックや図版の点数が多い
- 多言語対応(日英など)
- 修正回数の上限が多い・無制限
- 納期が短い(特急対応料が発生することがあります)
- ブランドガイドラインに沿った制作が必要
Q. コピーライターとデザイナーを別々に発注する場合の費用は?
コピーライターとデザイナーを個別に発注し、自社でディレクションする方法もあります。その場合の目安は以下のとおりです(A4・12ページ前後の場合)。
- コピーライティング:10万〜20万円
- デザイン・DTP:15万〜30万円
- 合計:25万〜50万円前後
ただし、ディレクションを自社で担う工数・負担が発生する点は考慮が必要です。
Q. 安く抑えるためのポイントはありますか?
費用を抑えるための実践的なポイントは以下のとおりです。
- 素材を事前に揃えておく(会社情報・サービス概要・実績データなど)
- 構成の方向性を社内で決めてから発注する(ゼロからの整理工数が減ります)
- 修正回数の上限を明確にした契約にする
- 印刷は別途、地元の印刷会社に直接発注する(制作会社経由より安くなることがあります)
発注先を選ぶときのチェックポイント
費用だけで選ぶと、仕上がりや進行でトラブルになることがあります。発注前に確認しておきたいポイントをまとめました。
- 制作実績が自社の業種・規模に近いか
- ヒアリング・取材への対応力があるか(デザインだけでなく、中身の言語化を一緒に考えてもらえるか)
- 修正対応の回数・範囲が契約に明記されているか
- 入稿データの納品形式と著作権の帰属が明確か
- 原稿作成が費用に含まれているか(見積もりの比較時に最も注意が必要な項目です)
- 担当者との相性・コミュニケーションのスムーズさ
特に「何をどう伝えるか」の言語化・構成段階からサポートしてもらえるパートナーを選ぶと、完成物の質が大きく変わります。
iworksの会社案内・パンフレット制作サービス
iworksは、BtoB企業を中心に、会社案内・学校案内・パンフレット・リーフレットの編集・制作を手がける編集プロダクションです。
編集・コピーライティングを起点とした制作が特徴で、「何をどう伝えるか」の言語化から一緒に考えます。
- ヒアリング・取材から入稿データまで一貫対応
- コピーライティング単体・構成のみのご相談も可
- 制作実績:会社案内、施工事例パンフレット、採用リーフレット、展示会ツールなど
まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら
まとめ:パンフレット・リーフレット制作費の相場
| 種類・仕様 | 発注先 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| A4三つ折りリーフレット | フリーランス(デザインのみ) | 3万〜5万円 |
| A4二つ折り(4P)リーフレット | フリーランス(デザインのみ) | 4万〜6万円 |
| A4・8〜16Pパンフレット | フリーランス(デザインのみ) | 8万〜20万円 |
| A4・8〜16Pパンフレット | 中小制作会社(原稿〜DTP一式) | 30万〜60万円 |
| A4・8〜16Pパンフレット | 大手・高価格帯制作会社(原稿〜DTP一式) | 60万〜100万円以上 |
費用は条件によって大きく変わります。相場の数字だけで判断せず、「原稿作成が含まれているか」「何が含まれているか」を確認した上で発注先を選ぶことが大切です。
参考データ出典
- フリーランスへの発注目安:ランサーズ・クラウドワークスの公開料金(2025年調査)
- 制作会社の相場:100人のデザイナー「パンフレット&会社案内の料金相場」(2026年公開、Google上位11社のA4・8P比較データ)
この記事はiworks(m-iworks.com)が制作しました。記事の内容に関するご質問・ご相談はお問い合わせページからどうぞ。
