【保存版】その文章、AIバレしてませんか?回避したいNG表現リストを大公開

最近、ネットの記事を読んでいて「あれ、前にも同じような文章を読んだ気がする」と感じることはありませんか?

書いてあることは間違っていない。文法も正しい。 それなのに、なぜか新鮮味がない。「またこのパターンか」という、奇妙な既視感(デジャヴ)に襲われる。

……そう、いわゆる「AIが書いた記事」です。

AIは過去の膨大なデータから「最も確率の高い(=よくある)言葉」をつなぎ合わせて文章を作ります。だからこそ、誰が指示しても似たり寄ったりな、判で押したような「平均点」の文章が出来上がってしまうのです。

iworksは編集プロダクションとして、「読者の心を動かす、血の通った記事」を届けることにこだわっています。 「どこかで見たような記事」を量産することに、プロとしての価値はありません。

だからこそ、所属ライターの皆様には少し厳しいお願いをしています。

「AIが使いがちな、あの表現。全部禁止にします」

今回は、私たちが実際に現場で運用している「使用禁止表現リスト」の一部を公開します。「自分の文章は大丈夫かな?」と気になった方、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

iworks流・脱AIライティングのための「NGリスト」13選

iworksが禁止しているのは、AIが選びがちな「手癖」のような言葉です。もちろん、これらを使わないだけで良質な記事になるわけではありません。しかし、安易な「型」に頼るのをやめることで、強制的に「自分の言葉」を探さざるを得ない状況を作る。それがこのリストの狙いです。

No項目・NG表現の例                      避けたい理由・改善のヒント
1情報を羅列する表現
・主なポイントは以下の通りです
・これらの要素を踏まえると、〜
人間が書く自然な流れ(文脈)とは異なり、無機質に情報を並べている印象を与えます。前の文を受けて自然に繋げましょう。
2主語が不明確な表現
・〜が示唆されます
・〜と推測されます
・〜が挙げられます
断定を避け、曖昧な表現を使うことで客観性を装うAI特有の言い回しです。書き手の意思として「〜と考えます」と言い切る勇気が必要です。
3堅苦しい表現
・〜も存在します
・〜を享受できます
・最適な選択肢となります
・~が賢明です
日常会話では使わない、不自然で硬い翻訳調の言い回しです。読者に語りかけるような、柔らかい言葉を選びましょう。
4文脈に合わない専門用語
・〜について深掘りしていきます
・〜を多角的に分析します
・包括的に捉える
特定のビジネスシーンや論文でしか使わない言葉を、一般的な記事で多用するのは不自然です。
5大げさな美辞麗句
・〜が成功のカギとなります
・〜への道となります
・暮らしを彩ります
読者に響きにくい、漠然とした抽象的な表現です。特に「彩る」「カギとなる」はAIのテンプレートとして多用されがちです。映像が浮かんでくるような表現に変更してください。
6接続詞の多用と不自然な構成
・まず第一に、次に、最後に
・さらに、加えて
文章の流れを無理やり整えようと、同じ順番で接続詞を多用する傾向があります。接続詞がなくても意味が通じる場合は削除し、リズムを整えてください。
7単調な語尾
・「〜です」「〜ます」の連続
語尾が単調だと、読者は飽きてしまいます。体言止めや疑問形などを織り交ぜ、リズム感を出しましょう。
8「〜することで」の多用
・「〜することで」が連続する
便利な繋ぎ言葉ですが、連続すると非常に読みづらく、単調な印象を与えます。文を分けたり、言い換えたり工夫が必要です。
9強調表現の多用
・非常に、最大限に、格段に
・大きく左右します、大きな差があります
読み手の注意を引こうと、不必要に強い言葉(形容詞・副詞)を多用する傾向があります。事実そのもので強さを伝えましょう。
10類似表現の連続
・絶好の機会です
・絶好のチャンスです
同じ記事内や、近い時期の記事で同じ「決め台詞」を使い回さないこと。語彙のバリエーションを持たせてください。
11紋切り型で単調な表現
・重要です、大切です、必要です
これらを連呼しても、重要性は伝わりません。「なぜ重要なのか」を具体的に描写してください。
12冗長な表現
・選択することができます
・確認することができます
AI文の典型例です。「選べます」「確認できます」のように、簡潔で自然な日本語に置き換えてください。
13箇条書きや記号の多用
・リストが多い文章
・「:」(コロン)の多用
情報の羅列に終始すると、書き手の意図や感情が伝わりません。本文で語れる内容は、安易に箇条書きにせず文章化しましょう。

「禁止」にするのは、思考停止を防ぐため

便利な言葉を封印するのですから、当然、執筆の難易度は跳ね上がります。「重要です」と書けば1秒で済むところを、「この機能があるおかげで、家事の時間が半分になり、家族と過ごす時間が増える」といったように、具体的な事実まで掘り下げて言語化しなければならなくなるからです。

しかし、その「掘り下げる工程」こそが、ライターに求められる「プロの仕事」です。

禁止ワードにぶつかるたびに、ライターは立ち止まり考えます。 「他にどんな言い方ができるだろう?」 「もっと読者の肌感覚に近い表現はないか?」

そうやって悩み、ひねり出した言葉にこそ、AIには真似できない「体温」が宿ります。

AI時代に、ライターが生き残る道

議論したいのは「AIが良いか悪いか」ではありません。 ただ一つ確かなのは、自分で言葉を紡ぐ苦労を放棄し、AIという便利な近道ばかり選んでいれば、早晩ライターとしての仕事を失うことになる、という事実です。

AIに頼り切って「書く喜び」や「伝える情熱」まで手放してほしくない。

この記事が、言葉を紡ぐすべてのライターの皆様にとって、改めて「自分の言葉」と向き合うきっかけになれば嬉しいです。

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